お客様の田んぼや畑で活躍している ヤンマー・トラクター 水素ガスカーボンクリーニング施工実施させて頂きました。
お客様に聞くと
『もう!かなり前のトラクターで、以前の持ち主さんが田んぼを辞める際に使えるか?どうかわからないけど・・・と、譲ってもらった。修理箇所多々あったが動く。ただ、始動がかなり悪く、振動も大きい…まだまだ活躍して欲しい』。
との依頼でした。
エンジンをかけて頂くと、確かに振動と音がかなり大きく、排ガスの出方も安定していません。
施工をされる前に、田んぼを肥やしていたので暖機運転は終わっていると判断しても振動がかなり大きいです。
エアーフィルター部を確認する、エアーフィルターやケース内は比較的綺麗でした。
今回は、エアーフィルターカバーを一旦外し内部を確認後に注入ホースを入れ、スロットルバルブ近くに固定して水素を入れました。
最初の10分は、水素を低量入れつつエンジンの状態を確認。
そこから少しずつ水素を入れる量を増やしていきます。
【施工後インプレッション】下へ ↓↓↓ ↓↓
【 施工後インプレッション 】↓↓↓↓↓
施工開始20分後からエンジンの振動が少しずつ細かくなり始めました。
車体を大きく揺らしている感じではなく、細かく振動している感じです。
エンジン音に関しても大きく波打つようなドコドコドコと言っていた音が、少し音が高く、細かく動いているようなエンジン音へ変化していってます。
これは、燃焼のサイクルが正常に戻りつつある証拠です。
施工開始30分を過ぎると、排ガスの出方も安定し、連続して排気がされるようになりました。
施工前は排気が途切れながら出てくるような感覚でしたが、連続して出ています。
今回は、40分間水素を入れました。
今回は、振動が酷いとのお話でしたので、運転席に水の入ったペットボトルを置いて、どれだけ中の水が揺れているか?を見て頂いて、施工前・施工後にどう変化するのか?を見て頂きました。
【短いですが、動画を下の方に貼ります↓↓↓】
目で見て比べることが出来るのが一番ですよね。
施工前の動画、施工後の動画をお客様と二人で観たのですが、施工後も振動の揺れはありますが、施工後の方が収まっているのが分かりました。
今回は、この後の予定があるとの事なので、その他の効果に関しては後日教えて頂くことにしました。
また、今回の施工を受けて、他の農機もあるので、今後順を追って施工をお願いしたいと言って頂きました。
ありがとうございます。
下へ ↓↓↓↓↓
エンジンの振動が大きくなる原因は、沢山あります。
エンジンを支えているマウントの不具合や劣化。
エンジンの燃焼サイクルが悪くなって起きるモノなど。
エンジンは、吸気 → 燃焼 → 排気のサイクルが綺麗に回らなければ、本来の性能を発揮出来ません。
エンジン音からすると今回の振動の大きな原因は、燃焼室内、排気側のカーボンや汚れの付着が大きな原因のように感じます。 燃焼と排気がスムーズに出来なくなり、吸気や燃焼に影響が出てしまい、振動が大きくなっていたようです。
排気ガスの出方が変わるにつれ、振動も少なくなる傾向でした。 エアーフィルターやエアーフィルター回り、アクセルの動きには問題はありませんでした。
始動性の悪さも燃焼室内のカーボンの影響が大きい可能性があります。
そこは、後日の連絡を受けてから判断となりますが、結果を受けて対応したいと思います。 【施工前・運転席振動確認動画】
【施工後・運転席振動確認動画】
今回は、初めての施工依頼ありがとうございました。
何かありましたら、いつでもご相談下さい。
今後とも、e-BLUE・水素ガスカーボンクリーニングを よろしくお願い致します。
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